気がつけば約3年ぶりの上海でした。毎度中国に来ると変化のスピードに驚かされていましたが、今回はそれほどの驚きはなく、変化の速度がゆるやかになる一方、都市としての成熟度が高まってきているのを感じました。
以下、つらつらと気づいたことなど:
ここ20年ほどの変化は主に海外のモノやサービスを取り入れることによるものが目立ちますが(私が外国人の視点で見ているからでもあるのですが)、都市の成熟度が増すにつれ、上海の風土に根ざした上海発の変化が生まれてくるのでしょう。そういう変化が感じ取れるようになるのもそれほど先のことではないのだと思います。
以下、つらつらと気づいたことなど:
- 喫茶店が増えた
- その他小洒落た店が増えた
- 空気はそれほど汚くない(北京に比べれば)
- 中国語を流暢に話す外国人が増えた
- がさつな人が減り、おとなしい人が増えた
- 消費者にとり選択肢が増えると同時に価格差(格差)もより目立つようになった。例えば昔ながらの家族経営の食堂での食事が10元であるのに対し、オーガニックレストランでは200元。これが一つの商圏に混在
- エスカレータでは歩く人のために左側を空け、右側に立つようになった(聞くところによると最近そのルールは公式には無くなったらしいが)
- 地下鉄駅にトイレがある(香港ではほとんどの駅でトイレがない)
- Facebookは使えないが、Linkedinは使える
- Google関連サービスは総じて遅い/繋がりにくい
ここ20年ほどの変化は主に海外のモノやサービスを取り入れることによるものが目立ちますが(私が外国人の視点で見ているからでもあるのですが)、都市の成熟度が増すにつれ、上海の風土に根ざした上海発の変化が生まれてくるのでしょう。そういう変化が感じ取れるようになるのもそれほど先のことではないのだと思います。